読書 ロバート・F・ヤング『たんぽぽ娘』 ビブリア古書堂で「たんぽぽ娘」を知り、井上一夫訳の「たんぽぽ娘」を読み、この本を手に取った。「特別急行がおくれた日」「河を下る旅」「エミリーと不滅の詩人たち」「神風」「たんぽぽ娘」「荒寥の地より」「主従問題」「第一次火星ミッション」「失われ... 2015.01.16 読書
読書 乙一『さみしさの周波数』 「未来予報 あした、晴れればいい。」「手を握る泥棒の物語」「フィルムの中の少女」「失はれた物語」以上4つの短編が収録されている。すべて毛色の違う物語であるが、共通項として「切なさ」が感じられる。「さみしさの周波数」というタイトルは、うまく表... 2014.12.10 読書
読書 瀬尾まいこ『図書館の神様』 「文学は僕の五感を刺激しまくった」この言葉が読書の楽しさ、この本の楽しさを表している。私はこの本のようにサイダーを飲んだり、朝早くから本の整理をしたり、冬の校庭を走りまわったりはしなかったが、私自身の青春が思い出された。真面目に生きてきた清... 2014.11.04 読書
読書 アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ『星の王子さま』 素敵な言葉のオンパレードだった。中でも気に入っているのは、「おれは小麦畑の色の分だけ得をしたよ」という言葉だ。これは、王子さまとの別れを迎えたある登場人物のセリフだ。一緒の時間を過ごすことが、愛着を持たせて、特別な存在になる。そういった存在... 2014.11.01 読書