読書 米澤穂信『さよなら妖精 単行本新装版』 ミステリあり、社会性あり、文学性もありで、それらが調和しているのが信じられない。2004年の作品を新装版として刊行するのも頷ける出来。元々「古典部」シリーズとして書かれていたこともあり、扱われるのは日常の謎。いくつかある小さな謎は古典部シリ... 2017.12.22 読書
読書 米澤穂信『いまさら翼といわれても』 久しぶりの古典部シリーズ、安定の面白さ。連作短編なので、普通ならいくつかいまいちなものが混ざっているものだが、すべてでクオリティが高い。「箱の中の欠落」『匣の中の失楽』をもじっているのかとは気付いたが、読んだことはないので内容に関係があるの... 2017.01.04 読書