アントワーヌ・ド・サン・テグジュペリ『星の王子さま』

読書

素敵な言葉のオンパレードだった。
中でも気に入っているのは、「おれは小麦畑の色の分だけ得をしたよ」という言葉だ。
これは、王子さまとの別れを迎えたある登場人物のセリフだ。

一緒の時間を過ごすことが、愛着を持たせて、特別な存在になる。
そういった存在との別れはつらいものかもしれないが、失うばかりではなくて、それまで何かを得てきたということなんだと気付かされた。
この本の言葉は、読者にとって大事なことは何かを教えてくれると思う。


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